ウィッグの種類(キャップ編)

ひとくちにウィッグと言っても、いろいろな種類があります。

このページでは、ウィッグのキャップの違いについて分類しながら説明していきます。
「キャップ」というのは髪が植えてある(または縫い付けてある)ベースのことを指します。
このキャップの材質や作りの違いで、お値段や装着の手間、見栄えなどが変わってきます。
以下、大まかに分類してみました。
※この分類は、部分ウィッグではなく全頭(フル)ウィッグを対象にしています。

目次

キャップ別に見た、全頭ウィッグの分類図

装着の手間がかかるほど見た目のよさやヘアスタイルの自由度がアップします

上記の図をよくご覧になるとわかるのですが、医療用を除き、図の上(クラシックタイプ)から下(フルレースウィッグ)へ行くほど自由度、自然さが増しています。
クラシックタイプはすぽっとかぶるだけでラクだけど生え際が出せず不自然で、フルレースウィッグは装着に手間暇が必要で頭皮にもある程度の負担がかかるけれど見た目は一番自然、ということを見て取ることができるかと思います。

どのタイプのウィッグも基本は同じで、自毛がある場合は自毛をなるべく小さくまとめてネットで覆い、その上から装着します。
クラシックタイプのキャップは生え際を見せることができません。生え際を出すためには「生え際部分の地肌がレースでできている」ことが必要なのです。レースでできた地肌はよほど近づかない限り皮膚(もしくは地肌に近い色のネット)と同化して区別がつきにくいため、生え際を出すヘアスタイルを楽しむことが可能です。

ただし、レース部分には留め具もストラップも付いてませんから、専用の両面テープか接着剤を使用して頭皮やネットにくっつける必要が出てきます。
上記の図で見ると、生え際は「出せない」→「おでこだけ」→「おでこと耳の周り」→「生え際ぐるっと360度」と出せる範囲が下へ行くほど広がります。ここに「手間暇」がかかるのです。
レースの範囲に両面テープや接着剤を使用するわけですから、額からうなじまでぐるっと出すことができるフルレースウィッグになると手間がその分だけ増えます。

このサイトではその手順の指南もいたします。
実際、私(ウェブ主兼店主の島袋りりあ)はフルレースウィッグを毎日装着していますので、慣れてしまえばヘアスタイルが自由自在で見た目には完全に自毛と変わらないウィッグを毎日それほどの手間もなく着用することが可能です。

お値段と見た目の自然さは比例して上がります

上記の図にはお値段のことは何も書かれてないのに…?と思われるかもしれません。
基本的に、「人工毛(化繊)は安く、人毛は高い」という法則があります。原材料の価格の違いなので、これは仕方ない部分です。
が、原材料の価格だけではなく、化繊の人工毛はその手触り、見栄え、ヘアスタイルの自由度、耐久性などすべての面で人毛にはかなわないのです。

次のページではWigLilyaで取り扱っていないけれどもよくあるクラシックタイプ、おでこだけ出せるクラシックタイプのウィッグについて解説します。