【ウィッグの種類】その4:医療用ウィッグ(100%人毛、フルオーダー)

何よりも、症状の軽減を重要視します。

つけ心地がいい!

フルオーダーの医療用ウィッグ。

手に取った瞬間「これだ!いろいろ遠回りしたけどこれが正解!」と思いました。
頭皮に触れる部分の生地が、フルレースよりも優しい。
テープを使わないから、頭皮への負担はゼロ。なのに、額の生え際の自然なこと!

まずは、いつも通りスライドショーをご覧ください。

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Slider

(新品で、ヘアセットをしていないので、横向きの写真で見るとやや頭頂部が盛り上がっています。)

フルオーダーの医療用ウィッグだから、できること

頭のサイズが特殊な人でも大丈夫!

世の中にはいろんな人がいます。
背が低いとか、数字が苦手だとか、らっきょうが嫌いだとか、ハゲだとか(人のことを悪く言いたくないので、全部自分のことを言っています)、まあいろいろあるわけです。

そんな「いろいろ」のひとつに、頭のサイズが極端に人と違う、ということがあります。
はい、それも私のことです。小さいんです。頭が。

この医療用ウィッグ、注文時に細かくサイズを指定できます。

①頭囲
②額から襟足
③耳から耳(おでこの生え際経由)
④耳から耳(頭のてっぺん経由)
⑤こめかみからこめかみ、後頭部の出っ張り経由
⑥襟足の幅

この6箇所を5ミリ単位で指定できるので、自分の頭にぴったりサイズのウィッグが手に入ります。

髪の色の指定ができます。

髪の色は、ブラックからブロンドまで指定できます。上記のスライドのウィッグは「4#ブラウン」を選んで注文しました。
ショッキングピンクやブルーなどは指定できませんが、下の色見本から選べます(正直にいうと個人的には「これとこれ、同じ色じゃないの?」と思うものもありますが)。

髪の密度の指定ができます。

フルレースウィッグやレースフロントウィッグは、髪の密度がやや濃いめ(120%注1)になっています。
それは「髪のボリュームが大きいほうが美しい」というアフリカ系の女性たちの価値観によるものです。
注1:実は、150%、180%、といった、もっとボリューミーなウィッグがアフリカ系の女性たちの間では人気があります。ウィッグリリアでは120%のものを販売しておりますが、ウィッグの髪が細いこともあり、美容師さんからも「ずば抜けて髪が多いわけではない、もっと髪が多い日本人はいっぱいいますよ。」とのご意見をいただいています。

そんなボリューム偏重の価値観の中、医療用ウィッグは髪の密度を80%から選べます。
同じロングヘアーでも、より軽く快適で、見た目が日本人らしいウィッグができあがります。

すべり止めのシリコンゴム付き。

医療用ウィッグが必要な方は、投薬治療などで免疫が落ちていることもあります。
そのような場合には、両面テープや接着剤の使用はお勧めできません。

なぜかといえば、剥がすときに頭皮を傷つけてしまう可能性がゼロではないからです。
特に使い慣れないうちは、接着力の強いテープを頭皮から剥がそうとして爪を立ててしまい、皮膚を引っ掻いてしまうこともあります。
注2:この記事の下のほうで、この件について考察している部分がありますので、そちらもお読みください。

テープや接着剤の力を借りなくても大丈夫なように、すべり止めのシリコンゴムがついています。上記の写真はうなじ部分。

耳の上付近。

額から頭頂にかけて。とても丁寧な仕事です。

余談ですが、個人的にこのシリコンゴムはとても嬉しい仕様でした。なぜなら、私の頭の形が超ゼッペキなのでストラップが効かないから(下図をご参照ください)。

このウィッグなら、ずり上がらないのです。奇跡。


以下の追記は、注2:医療用ウィッグの額のレース部分に、テープや接着剤を使うべきかどうかの再考察部分です。

つけ心地の点で、追記します。

レース部分は何らかの方法で皮膚にくっつけたほうがいい

すべてのレース地のウィッグに言えることですが

かぶっただけの状態で、接着剤やテープの助けを借りずに過ごしていると、額のレース地の端っこが額に擦れて、痒くなってきます。

治療の妨げにならないようにとテープの使用を避けることで、今度は「額にレースが擦れることで、額に細かい傷がつく」「かゆいのでつい掻いてしまって小さな傷がつく」ことを誘発してしまいます。

両面テープや接着剤を使って、剥がす際に細心の注意を払うか、または医療用のサージカルテープを額に貼ってその上にテープや接着剤でレースを付けるなど、工夫の余地がまだまだある、と感じました。

お客様や周囲のご意見も聞きながら、ベストな装着方法を探求していきたく思います。

注2の追記部分はここで終わりです。


医療用ウィッグのデメリットも見ていきましょう。

額以外の生え際を出すことはできません。

額の生え際は、うぶ毛も再現されており、ベースもレースで、生え際を出してもウィッグだとはバレないようにできています。

ですが、こめかみからもみあげにかけて、また襟足などの生え際は生地がやや厚く、シリコンゴムやストラップで固定する仕様になっているため、フルレースのように生え際を出すことはできません。

価格が、他のウィッグに比較して、やや高い

ウィッグリリアの通販サイトの価格を参考にしますと、レースフロントウィッグの価格帯が59,800円から87,800円(特殊オーダー除く)、フルレースウィッグが69,800円から104,800円(特殊オーダー除く)なのに対して、医療用ウィッグの価格帯は112,800円から。

価格につきましては、フルオーダーであることをご考慮いただけるとありがたく思います。

納品に時間がかかる

サイズ、色、密度の指定ができるということは、完全受注生産です。

納品までに2ヶ月ほどお待ちいただくことになります。
工場からのお知らせは、その都度日本語に訳してお客様にメールで連絡いたします。どうか、気長にお待ちくださいますよう、お願い申し上げます。

別記事としての、追記。

実際に装着して気づいたことを、別の記事(その1その2)にしています。大事なことなので、ぜひご覧ください。

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