【ウィッグの種類】その1:安価でクラシックなタイプ

【ウィッグの種類】その1:安価でクラシックなタイプ

寝ても覚めても頭から離れないヘアロスによるウィッグの悩みに寄り添いたい、ウィッグリリアの島袋です。
キャップ(ベース)の構造&素材別のウィッグの種類その1よくある化繊のウィッグについての解説です。

クラシックタイプのウィッグ

クラシックタイプウィッグの写真をスライドショーで。

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※このタイプのウィッグは現在ウィッグリリアでの取り扱いはしておりません。
※先に、こちらの記事をお読みください。【ウィッグの種類】序章。キャップ別にざっくり分けてみました。

キャップの構造

キャップの構造は上図のようになっており、頭頂の人工頭皮を除き、全ての毛髪は「ヘアウェフト」と呼ばれる髪の束で構成されています。

このタイプのウィッグの長所と短所

長所として挙げることができるのは、

  • お値段が安い
  • どこにでも売っているため手に入りやすい
  • 人工毛(化繊)のものは色のバリエーションが豊富

  • というところでしょうか。

    また、短所としては

  • おでこを出したり、髪を耳にかけたりすることができない(ウィッグであることがバレてしまう)。もちろんポニーテールなどは論外
  • ヘアウェフトでできているので、髪を分けるとその構造が丸見えになってしまう。なのでツインテールも難しい
  • 人工毛(化繊)なので、静電気が発生して絡みやすく傷みやすい

  • といったところがあります。

    次は、このタイプに近いけれどもちょっと進化したタイプをご紹介します。

    額だけ出せるクラシックタイプのウィッグ

    写真をスライドショーで。

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    ※このタイプのウィッグは現在ウィッグリリアでの取り扱いはしておりません。
    ※先に、こちらの記事をお読みください。【ウィッグの種類】序章。キャップ別にざっくり分けてみました。

    キャップの構造

    キャップの構造は上図をご覧ください。もみあげから額にかけて、皮膚に近い色の目立たないレース地に毛髪を結びつけるようにして植えてあります。そのほかの部分はヘアウェフトです。

    このタイプのウィッグの長所と短所

    長所として挙げることができるのは

  • お値段が比較的安い
  • おでこが出せる
  • もみあげが自然(髪を耳にかけることができる)
  • 人工毛のものも多いため、カラーバリエーションが楽しめる

  • というところでしょうか。

    また、短所としては

  • うなじを出すヘアスタイルは難しい
  • 頭頂部から後頭部はヘアウェフトでできているので、髪を分けるとその構造が丸見えになってしまう。なのでツインテールも難しい
  • 人工毛(化繊)のことが多く、静電気が発生して絡みやすく傷みやすい
  • まだそれほどポピュラーではないため、手に入りにくい

  • といったところがあります。

    さて、次回はいよいよ人毛のレースフロントウィッグ、そしてフルレースウィッグについて。

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