【ウィッグの種類】その3:シルクトップについて
寝ても覚めても頭から離れないヘアロスによるウィッグの悩みに寄り添いたい、ウィッグリリアの島袋です。
レースウィッグの頭頂部分にオプションでつけることができるシルクトップのご紹介です。
レースフロント、またはフルレースウィッグに、シルク製の人工頭皮がついたものです
↓クリックで大きな画像をご覧になれます。

ザ・頭皮!としか言いようがない写真です。
大きな画像を拡大してよく見ると、非常に目の細かいシルク地であることがおわかりいただけます(実物を目視してもわからないくらいの細かさです)。
キャップの構造

額の生え際から1センチ程度はレース、その上から頭頂部までを縦横どちらも10センチくらいの、シルクの人工頭皮が覆います。
シルクトップのメリット・デメリット
メリットとして、
というところが挙げられます。
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デメリットとしては
ということが言えます。

シルクトップは絶対に必要か、そうでないか
これは個人的なことですが、シルクトップがあると雨粒を頭皮で感じられません。
何言ってんだ、と思われたでしょうか(汗)。
私の場合はまるっきり自分の髪がないので、フルレースを地肌に直接装着しているんですね。そうすると、雨が降ってきたのが頭皮でわかるんです。まるで普通の人みたいに。
これは、フルレースウィッグに変えてから一番感動したことだったんです。ヘレンケラーの「ウォーター!」みたいな気持ちになりました。「…雨!!」って。
シルクトップはそれがない寂しさがある。でも、見た目は一番自然なんです。
私個人は、雨粒を感じられるほうが好みだったのと、田舎の車社会で生活しており、満員電車で頭を上から見られるようなことがほとんどないため、シルクトップなしのフルレースに落ち着きました。
悩みどころですよね。
次回は医療用ウィッグについてご説明します
2020年3月17日、医療用ウィッグについての記事を更新しました。