【ウィッグ装着】自毛のまとめ方。アフリカ系の方々はどうしているの?

寝ても覚めても頭から離れないヘアロスによるウィッグの悩みに寄り添いたい、ウィッグリリアの島袋です。
フルレースウィッグ、レースフロントウィッグ(総称してレースウィッグ)は一体どうやって装着したらいいの?という疑問を、レースウィッグの大先輩方であるアフリカ系の女性たちのYouTube動画から解き明かしていきましょう。

アフリカ系アメリカ人の方々のTipsを紹介

ウィッグを装着する際の自毛のまとめ方は、ネットを検索すればたくさん出てきます。
ここでは、人毛フルレースウィッグやレースフロントウィッグの主な利用者である、アフリカ系アメリカ人の女性たちのTipsを少しご紹介します。

ウィッグキャップを使わない場合

ウィッグキャップとはストッキングのような素材でできたウィッグの下に装着するネットです。ウィッグリリアでも取り扱いをしています。

最初は、そのウィッグキャップを使わない方法から。

上のリンク先動画の2分50秒あたりから、彼女の自毛がどうなっているのかを見ることができます。以下、動画からのキャプチャー画像です。

コーンロウと呼ばれるヘアスタイルで、まとめてあります。
ご興味のある方は「How to cornrow」でYoutube内を検索してみてください。

自毛が綺麗に、とても小さくまとまっていますよね。

でも、これはアフリカ系の方々の髪が細く、縮れているからできることでもあるのです。

一般的な日本の成人女性は彼女たちよりも髪が太くてまっすぐなので、同じようにできるか、と言われれば「人によります」という答えになるかと思います。

ウィッグキャップ、ふたつの使用例

その1:徹底的にハゲヅラ化させる

上記の動画はウィッグキャップを使って「如何にハゲ頭に近づけるか」を教えてくれるものです。
ご興味のある方は、ぜひ全編をご覧ください。英語がわからなくても問題ありません。

キャップを被って髪用のスプレー糊で固定、余った部分を切って、自分の皮膚と同化させるように色を着けています。

個人的には、ハサミをおでこのあたりで使うのは怖いな、と感じました。
同じ装着方法をYoutubeで披露している方はとても多いので、「慣れ」の問題なのだとは思いますが…。

ちなみに、この女性が使用しているスプレー糊はSchwarzkopf got2b Glued Blasting Freeze Sprayという商品です。
アメリカでは非常にポピュラーなものでYoutubeで見かけるほとんどの女性がこれを使っています。
Schwarzkopfの製品自体は日本で簡単に入手できるものも多くあります。が、このgot2bシリーズは正式にはまだ入ってないようです(日本から購入できそうな海外の通販サイトはちらほら見かけます)。
以前は日本のアマゾンでも取り扱っていたようですが、現在は品切れとなっており、レビューも全て英語で書かれています。アフリカ系女性の方々に需要があったのでは、という気がします。

その2:簡単に真似ができそうな方法

もうひとつ、こちらは簡便なキャップの使用例。

下は、キャプチャー画像です。

ご覧の通りキャップを切ったり塗ったりせずに普通に被って、その上からウィッグを装着しています(ウィッグ装着にはSchwarzkopf got2b Glued Blasting Freeze Sprayを使っています)。

こちらが日本人にとっては自毛をまとめる一番現実的な方法かな、と思います。

見習いつつ、ベストでなくてもベターな方法で

ご覧いただきましたように、アフリカ系アメリカ人の女性たちは綺麗にウィッグを装着するために並々ならぬ工夫と努力をされています。
髪質的に日本人には難しいものもありますので、できる範囲で「自毛をなるべく小さく、ウィッグからはみ出さないように」するのがコツかと思います。

実際に、髪があるマネキンで試してみました。

ストラップのない、フルレースウィッグをマネキンに装着してみた、その一部始終を公開しています。
【ウィッグ装着】自毛のまとめ方その2。マネキンで試してみました
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