【ウィッグの種類】その2:人毛のレースフロントウィッグとフルレースウィッグ
寝ても覚めても頭から離れないヘアロスによるウィッグの悩みに寄り添いたい、ウィッグリリアの島袋です。
キャップ(ベース)の構造&素材別の解説、今回はレースウィッグについてです。
③レースフロントウィッグ
写真をスライドショーでご覧ください。
※この記事は、以下の記事からの続編となります。【ウィッグの種類】序章。キャップ別にざっくり分けてみました。
【ウィッグの種類】その1:安価でクラシックなタイプ
キャップの構造
キャップの構造は上図をご覧ください。もみあげから額にかけて、皮膚に近い色の目立たないレース地に毛髪を結びつけるようにして植えてあります。そのほかの部分はヘアウェフトです。
このタイプのウィッグの長所と短所
長所として、
というところが挙げられます。
また、短所としては
といったところがあります。
逆に、うなじを出すヘアスタイルにすることがない方の場合はフルレースよりお求めやすい価格帯ということもあり、真っ先にお勧めできます。
次はいよいよ、フルレースウィッグの登場です。
④フルレースウィッグ
写真をスライドショーで。
キャップの構造
キャップの構造は上図をご覧ください。
全体がレース地でできています。後頭部のみ、伸縮性のあるレースがついています。
うなじ部分のストラップは、ご希望によりお付けすることもできます(付けた場合、取り外しはできません)。
このタイプのウィッグの長所と短所
長所として挙げることができるのは
というところでしょうか。
※注1:両面テープはアメリカ製で「2〜4週間キープ」などと謳っていますが、ウィッグリリアでは2〜3日、できたら毎日外して就寝されることを推奨します。
※注2:サイズを縮める場合はストラップなしのウィッグをお勧めします。
また、短所としては
といったところがあります。※注:慣れてくると、10分程度で装着できるようになります。